寿ゞ家再生プロジェクト活動報告(12月23日)

今回は本館に付属している建て増し部分の南東角部分の修繕に着手しました。

角柱が傷んで沈み、モルタルがはがれていたので、その部分をあらわにします。

傷んだ柱の部分には、樹脂を含浸させて強度を持たせる予定でしたが、コンクリートブロックの塀を部分的に撤去して、柱を見てみると、予想以上に傷みが進んでいました。そこで、樹脂含浸のほかに、添え柱をつけることに。

土壁部分の基礎も腐っていました。壁が下がるわけです。こちらはこれ以上下がらないようにつっかえを入れて応急処置をする予定です。こうしたところは、作業しながら確認するしかありません。

作業中、近所の方も見学に見えました。現在、二人暮らしで家が広すぎると言われていました。次に建物を継ぐ人もいないとも。

あまり家には手を入れられないということでしたが、誰か次の人に建物を残す手段として、お金を掛けずに一時しのぎをする実例を寿ゞ家で提示できれば、未来の町並みに時をつなげるお役に立てるのではないかと考えています。


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7月の活動日のお知らせ

7月の活動日のお知らせです。

7月の活動日は、12日(土)と26日(土)です。

それぞれ活動内容が異なります。

 

12日(土)は午前10時から午後4時頃まで、

寿ゞ家周辺(豊田市足助町本町15)で、寿ゞ家再生プロジェクト作業を行います。

活動への御参加をお待ちしています。

 

28日(土)は午前10時から12時ごろまで、宇都宮三郎翁顕彰活動として、

墓参と遺品類の資料公開を行ないます。

こちらも、資料公開など御参加をお待ちしています。参加自由・無料です。

この機会に宇都宮三郎翁の事績を知っていただければ幸いです。

また、この日は午後6時から参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の実行委員会が、寿ゞ家で行われます。

こちらも関心のある方の御参加をお待ちしています。

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