寿ゞ家再生プロジェクト活動報告(10月分まとめ)

10月の活動は寿ゞ家再生プロジェクトで寿ゞ家の南庭の整備。

とにもかくにも発掘を進め、元あった庭の池の跡を全部検出しました。

池の底面を形作っていたたたきまで掘り進めると、地上に顔を出していた石橋の下に

大人一人がすっぽる入るくらいの深さになりました。

出土品は灯明皿とビー玉でした。


そして、元あった塀に替えて新たな塀をつくるための基礎も設置です。

こちらは現状合わせで水平を出さなければなりませんので、専門の業者さんに施行してもらいました。


池の底面を検出した深さからは岩がまたごろごろと出てきました。

この岩の処理も必要です。

たいていの岩はなんとか動かしているのですが、

重くて動かせない岩(しかも使えない岩)の処理に困っていた時、

ある打ち合わせをしながら「岩が動かせないなら割ってしまえば・・・」ということに気づき、

一部で実行してみました。


建物側からの排水を素直にするためには、この池の南側すなわち谷側を壊し、

雨水等流れる傾斜をつけつつ庭として整えなければなりません。


最初に庭の設計をした時からはずいぶんと状況が変わりましたが、

それでも新たな庭の形が見えてきました。

あと少しですが、まだいくつかの岩を動かさなければなりません。

作業に参加していただける方、募集中です。

新着情報

Facebook

Facebook(代表理事)

研究所標章

とよた世間遺産標章

2024年

3月

24日

とよた世間遺産令和5年度認定について

 令和5年度の「とよた世間遺産」認定について、諸般の事情により認定のための調査が遅れています。

つきましては、認定の発表時期を4月まで延期させていただきます。準備が整い次第発表いたしますので、今しばらくお待ちください。

 なお、令和6年度も認定候補の募集を行う予定です。こちらも令和5年度の認定遺産発表後にお知らせしますので、とよたのオモシロいヒト・モノ・コトでとよたをもっと面白くするために、ふるってご応募ください。

よろしくお願いします。

0 コメント