まちさとミライ塾「山里暮らしの理想郷富永で癒しの健康ウォーキング」開催報告

11月7日、心配された天気も薄日の差す曇り空で程よい気温。

富永の集会所にお集まり唯いた17名の参加者と、案内人の富永の未来をつくる会の伊藤友治さん、同じく伊藤智哉さん、伊藤薫生さんに、私どもの代表理事も一緒に、目的地の小馬寺を目指して出発です。

途中には富永の集落内にある健康と癒しの史跡を、案内人の解説を聞きながらめぐりました。

小馬寺手前の旧参道は、最後の難所。ウォーキングというよりはトレッキングに近いかもしれませんが、もう少しでパワースポット「小馬寺」です。

不思議な気に包まれた史跡や巨木の間を縫って本堂前に到着です。

小馬寺では、富永の皆さんが用意した水車を動力にして精米した地元産のミネアサヒを使ったおにぎりや、肉団子汁の振る舞いを昼食にして、ひと休み。

昼食後には小馬寺の周辺を散策し、ナラの巨木などを見て回りました。

復路は往路と異なる尾根伝いの道を歩き、道々の観音さんを見ながら、富永地内に入ってからは、また健康と癒しの史跡等の案内がありました。

参加者の皆さんが素朴な山里の祈りの場にそれぞれ手を合わせている姿は印象的でした。

再び集会所に戻ってくると、富永の皆さんがふるまいの五平餅を準備して待っていました。

集会所の中で特別のお土産の、木版刷りの「小馬寺の猿引きの馬」をお渡しし、五平餅も食べていただきました。(特別に五平餅学会の学芸員のミニ講話もありました。)

五平餅は味噌ベースのタレに鰹節が隠し味に使ってあり、大変おいしくいただきました。

起伏のある山道を往路2時間半・復路1時間半という長いウォーキングでしたが、富永の皆さんのおもてなしもあり、参加者の方々も大満足の様子でした。

山里暮らしの理想郷 富永を楽しんでいただき、今後のまちづくりの手段につなげるこのような催事に対する手ごたえを感じたイベントでした。


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コメント: 1
  • #1

    友治 (木曜日, 19 11月 2015 19:46)

    手応えを感じました。次の手を模索中。

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2025年

10月

05日

活動報告(10月4日)

10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。

今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。

 

午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、

寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。

足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。

普段は内部の見学ができませんが、

外観を見せながらだけでも

昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、

今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。

 

午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。

芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。

まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。

今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、

会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、

芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、

研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。

 

続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、

寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、

会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。

丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。

 

最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、

寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。

現在の姿に至る経緯や、

過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。

 

ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、

開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。

研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、

この芸術祭を支援したいと思います。

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05日

活動報告(10月4日)

10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。

今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。

 

午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、

寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。

足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。

普段は内部の見学ができませんが、

外観を見せながらだけでも

昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、

今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。

 

午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。

芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。

まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。

今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、

会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、

芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、

研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。

 

続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、

寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、

会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。

丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。

 

最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、

寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。

現在の姿に至る経緯や、

過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。

 

ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、

開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。

研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、

この芸術祭を支援したいと思います。

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