寿ゞ家再生プロジェクト活動報告(11月28日)

寿ゞ家の南庭、ようやく形が見えてきました。

発掘によってごろごろと出てきた岩たちに悩まされ、

作業をするたびに変化する状況により、設計変更を繰り返しましたが、

当初考えていた基本形はなんとか保てました。


庭の中央に谷をつくり、建物の湿気を減じるための排水を兼ねます。

新館から庭への出口から見て、石の大橋越しに深い谷を望みます。

谷の右側の庭には、

元の庭にあったモチノキを中心にしたやや平らな空間。

反対側の左側の庭には、元あった灯篭を崩してできた石の柱を立て、

谷から立ち上がる垂直方向の石の山を形作りました。

茶室へ向かう蹲踞は元の庭そのままに使い、その先は地蔵堂庫裏に続く通路になります。

その通路はこれからの整備になります。

そして、もうすぐここに新たな塀ができます。

そうなればまた景色もずいぶん変わります。


寿ゞ家の新たな庭がもうすぐ誕生します。

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2024年

7月

01日

7月の活動日のお知らせ

6月の活動日のお知らせです。

(1)

日時

 7月13日(土) 午前10時~午後4時頃

場所

 寿ゞ家(豊田市足助町本町15)周辺 

内容

 寿ゞ家再生プロジェクト作業


(2)

日時

 7月27日(土) 午前10時~午後0時頃

場所

 幸福寺(豊田市畝部西町屋敷51)

内容

 化学技術者の先駆け・宇都宮三郎翁の遺品類手入れ・公開と解説


その他

 7月27日(土)は、宇都宮三郎翁の遺品類を手入れしながら、代表理事が翁の足跡などについて紹介します。

 また、同日27日の午後6時30分から、寿ゞ家(足助町本町15)にて、

「参州足助寿ゞ家界隈芸術祭」準備のための夜咄(第3回)を開催する予定です。