とよた世間遺産(1)「寿ゞ家の鈴」

寿ゞ家(すずや)は、かつて足助の名料亭として繁盛した店でした。

地元にはいまなお、このお店の思い出を持っている方も多くいらっしゃいます。

その歴史は、江戸時代後期天保年間にさかのぼるといわれ、当初は旅館として営業していたようです。

屋号も「寿ゞ家」ではなく「鈴屋」であったことが確認されています。

現在の寿ゞ家本館は大正13年の築造ですが、その軒先にはなぜか神社にあるような鉄製の大きな鈴が下げられています。

昔の屋号にちなんだ装飾なのか、いつからあるのかは不明ですが、

単なる鈴ではなく、ここにあるという謎も含めて、

この建物が時代とともに移り変わった寿ゞ家という足助の一つの歴史や物語があるようで、

大変興味深いものです。

(遺産種別:モノ)

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2023年

11月

28日

12月の活動日のお知らせ

12月の活動日のお知らせです。


12月は行事や年末の関係で、変則的な日程になります。


日時:12月10日(日)、17日(日

   時間はいずれも午前10時から午後4時頃まで

場所:寿ゞ家(豊田市足助町本町15)とその周辺(百年庭園)

内容:寿ゞ家再生プロジェクト作業

   雨天の場合は室内作業のみ

その他:

・会員ではない方の参加も歓迎します!ただし、あらかじめ参加希望を研究所のメールアドレス宛てにお知らせください。

・12月2日(土)と3日(日)に、とよた演劇ファクトリーのワークショップ会場で大広間が利用されます。

・かねてからお知らせしていますが、12月16日(土)午後6時30分から「忘年の宴」を開催します。奮って御参加ください。

・年末年始(12月28日~1月5日)は基本的に行事等はお受けしません。



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