農村舞台「寶栄座」再生整備ワークショップ開催(活動報告)

足助地区の怒田沢町にある農村舞台「寶栄座」の再生整備に向けた

地元住民対象のワークショップの講師及びコーディネートを務めました。

あらかじめ専門の岩田先生からご教示いただいた、

この舞台の特徴と活用に際して大事にしていくべき価値を、地元の方々と共有しました。

最初は「こんな建物壊してしまえばいい」と意見していた方が、

最後は「炉の部材は俺が出すからちゃんとやってくれ」とおっしゃってくださり、

価値の共有に少しはお役に立てたかなと嬉しく思いました。

この方のご心配は、この先住民が減っていく中で、

どこまで建物の維持を住民が負担するのかというところでした。

これは大事な視点です。

今後の活用を考える上で、自ら稼ぎを生み出すような仕掛けは不可欠と思っています。


 画像は、今年度整備する楽屋の床面にある炉を確認しているところと、

その後皆さんで畳を片付けている作業です。
次回のワークショップは、

8月27日午後2時から怒田沢町の青葉館にて、

今後の活用を講師をお招きしてみんなで考えます。

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