活動報告(10月23日)

10月23日の寿ゞ家再生プロジェクト、百年庭園整備の活動報告です。

 

この日は、クラウドファンディング「足助の町並みで100年続く庭づくりを始めたい!」による

廃棄物運搬処分が終了してから、初めての整備作業になりました。

 

まず手始めに、斜面になっている土地の高さを定めるため、

過去の土地利用で作られた構造物をとりあえずの基準にする作業と、

同時に、まだ土の中に埋まっている不要物を掘り出す作業を並行して行いました。

 

また、東の園の土を、寿ゞ家の内庭の作業などにも使う予定なので、

廃棄物運搬処分後の土を枯らす(様子見、養生)ための土均しも兼ねて行いました。

土均しの作業では、縦横無尽に伸びている竹や木の根も現れ、

これらとの闘いも待っていることを目の当たりにしました。

 

埋まっていた不要物は、金属類にガラス、瓦や陶器など、

その量もなかなかのものです。

特に瓦は大量にありますので、

出入り口付近の雨だれでぬかるむ部分に敷いてみました。

作業時に踏んで粉々になる頃に、いい感じの泥除けになってくれると期待しています。

 

ついでに現状の出入り口の部分に石垣を積みました。

この部分は護岸がなかったため(おそらく塀を作る際に石垣を崩した)、

排水溝との境の土が崩れやすくなっていました。

あり合わせの石で組んだ土留めですが、うまく機能してくれると幸いです。

 

今回の作業で、東の園の凸凹で傾斜のきつい地盤をどのように整えるか、

少し整理が出来そうな感じがつかめました。

まだまだ地中に埋まっているものや過去の構造物の撤去など、

地盤を整えるまでにやるべきことはたくさんありますが、

楽しんで作業をしたいと思います。

 

100年の庭づくり、庭友さんたち、お気軽に作業にお越しください!

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2025年

10月

05日

活動報告(10月4日)

10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。

今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。

 

午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、

寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。

足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。

普段は内部の見学ができませんが、

外観を見せながらだけでも

昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、

今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。

 

午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。

芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。

まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。

今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、

会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、

芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、

研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。

 

続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、

寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、

会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。

丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。

 

最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、

寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。

現在の姿に至る経緯や、

過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。

 

ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、

開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。

研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、

この芸術祭を支援したいと思います。

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2025年

10月

05日

活動報告(10月4日)

10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。

今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。

 

午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、

寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。

足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。

普段は内部の見学ができませんが、

外観を見せながらだけでも

昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、

今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。

 

午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。

芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。

まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。

今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、

会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、

芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、

研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。

 

続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、

寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、

会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。

丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。

 

最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、

寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。

現在の姿に至る経緯や、

過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。

 

ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、

開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。

研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、

この芸術祭を支援したいと思います。

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