11月は香嵐渓が紅葉シーズンに入るため、
11月中の寿ゞ家再生プロジェクトの作業は、お休みにします。
(12月に再開します。)
風を入れるため、寿ゞ家を開けるときもありますので、
足助の町並みにお越しの際には、一度覗いてみてください。
そのほかの活動としては、現在募集中の「とよた世間遺産」認定候補の調査や、
近代化学技術者の先駆け・宇都宮三郎の顕彰活動などを不定期に行います。
よろしくお願いします。
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2025年
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10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。
今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。
午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、
寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。
足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。
普段は内部の見学ができませんが、
外観を見せながらだけでも
昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、
今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。
午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。
芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。
まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。
今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、
会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、
芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、
研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。
続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、
寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、
会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。
丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。
最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、
寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。
現在の姿に至る経緯や、
過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。
ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、
開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。
研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、
この芸術祭を支援したいと思います。
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