プロジェクト開始期の様子(平成25(2013)年)

Scene at the start of the project (2013)

プロジェクト前の寿ゞ家(外観)  SUZUYA before the project (exterior)

プロジェクト開始前の寿ゞ家は、放置された庭木が生い茂り、門や玄関をふさいでまともに中に入れず、屋上庭園の草木もジャングル状態で、遠目には完全に廃墟状態でした。

Before the start of the project, the SUZUYA was overgrown with neglected garden trees, blocking the gate and entrance, making it impossible to enter properly.

プロジェクト前の寿ゞ家(内部)  SUZUYA before the project (inside)

建物内部は、本館・新館ともに大量の生活用品がそのまま残され、また小動物(主に猫)が住処にしていたため、それらの物品が散乱したり糞尿があったりと、外と変わらないくらい荒れていました。床には厚く埃がたまり、土足でなければ畳の上も歩けませんでした。

Inside both the main building and the new building, a large amount of daily necessities were left as they were, and small animals (mainly cats) lived there, so these items were scattered and excreted, and it was as rough as the outside. I was. The floor was thick with dust, and it was impossible to walk on tatami mats without shoes.

大学生ワークショップ作業、屋根上露台撤去作業

Workshop work for university students, work to remove the outdoor platform on the roof

植栽の整備

屋上庭園と外構の整備      Maintenance of planting

再生ワークショップ開催      Held a renovation workshop

講座「足助の町並みのデザインを考える」開催など

Lecture "Thinking about the design of the townscape of Asuke" held, etc.

不要残置物等の片付け(作業前)

Cleaning up unnecessary remaining figurines (before work)

不要残置物等の片付け(作業中・作業後)

Cleaning up unnecessary remaining figurines (during and after work)

地蔵小路環境整備   Jizo-koji Environmental Improvement

整備前
整備前
整備後
整備後

南庭一応のお披露目会(平成28年3月21日)

South garden first unveiling party (March 21, 2016)

 平成27年度に整備した庭のお披露目会で配布した資料を掲載します。整備前の廃墟のような様子や、整備作業の一部を紹介しています。

お披露目会資料(わくわく報告用).pdf
PDFファイル 2.9 MB

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2025年

10月

05日

活動報告(10月4日)

10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。

今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。

 

午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、

寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。

足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。

普段は内部の見学ができませんが、

外観を見せながらだけでも

昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、

今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。

 

午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。

芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。

まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。

今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、

会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、

芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、

研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。

 

続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、

寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、

会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。

丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。

 

最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、

寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。

現在の姿に至る経緯や、

過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。

 

ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、

開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。

研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、

この芸術祭を支援したいと思います。

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10月

05日

活動報告(10月4日)

10月4日(土)の寿ゞ家再生プロジェクト活動報告です。

今回は、作業というよりは寿ゞ家の御案内が主になりました。

 

午前中は、足助観光ボランティアガイドの皆さんに、

寿ゞ家の概要についてお話しし、本館、新館の内部を案内しました。

足助の典型的な町家とは異なる空間に、皆さん興味を深めていらした様子。

普段は内部の見学ができませんが、

外観を見せながらだけでも

昔の料亭だったことや内部に面白い空間があることなど、

今回聞いたを案内できるかもと、おっしゃっていただけたのはうれしく思います。

 

午後からは、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の「キックオフミーティング」が行われました。

芸術祭への参加アーティストなど20名ほどの方々が寿ゞ家に集まりました。

まず総合ディレクターのかとうさとる氏から、芸術祭の趣旨説明などが説明されました。

今回初めて詳しい話を聞いた方も多いと改めて知り驚くとともに、

会場としてまた寿ゞ家の名前を使うのであれば、

芸術祭全体が地域のイベントとして機能するように、

研究所としてより厳しく調整をしなければと感じました。

 

続いて展示会場見学では、各作家さんが個々に場所を確認するのではなく、

寿ゞ家から地蔵小路、本町区民館、旧田口家住宅など、

会場全体を皆さんで一緒に確認していただきました。

丁寧な調整が必要な事項も明らかになりました。

 

最後に寿ゞ家に戻り、出展作家さんたちの作品作りの参考にと、

寿ゞ家再生プロジェクトの概要を紹介させていただきました。

現在の姿に至る経緯や、

過去の華やかだったころの姿など、興味深く聞いていただきました。

 

ポスターやチラシができて、出展作家さんたちが集まって、

開催まで残り2か月でいよいよ本格始動といった感じです。

研究所としても、総合ディレクターの思いや参加される方々の熱意などが形になるように、

この芸術祭を支援したいと思います。

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