寿ゞ家再生プロジェクト活動報告(10月分まとめ)

10月の活動は寿ゞ家再生プロジェクトで寿ゞ家の南庭の整備。

とにもかくにも発掘を進め、元あった庭の池の跡を全部検出しました。

池の底面を形作っていたたたきまで掘り進めると、地上に顔を出していた石橋の下に

大人一人がすっぽる入るくらいの深さになりました。

出土品は灯明皿とビー玉でした。


そして、元あった塀に替えて新たな塀をつくるための基礎も設置です。

こちらは現状合わせで水平を出さなければなりませんので、専門の業者さんに施行してもらいました。


池の底面を検出した深さからは岩がまたごろごろと出てきました。

この岩の処理も必要です。

たいていの岩はなんとか動かしているのですが、

重くて動かせない岩(しかも使えない岩)の処理に困っていた時、

ある打ち合わせをしながら「岩が動かせないなら割ってしまえば・・・」ということに気づき、

一部で実行してみました。


建物側からの排水を素直にするためには、この池の南側すなわち谷側を壊し、

雨水等流れる傾斜をつけつつ庭として整えなければなりません。


最初に庭の設計をした時からはずいぶんと状況が変わりましたが、

それでも新たな庭の形が見えてきました。

あと少しですが、まだいくつかの岩を動かさなければなりません。

作業に参加していただける方、募集中です。

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2024年

7月

01日

7月の活動日のお知らせ

6月の活動日のお知らせです。

(1)

日時

 7月13日(土) 午前10時~午後4時頃

場所

 寿ゞ家(豊田市足助町本町15)周辺 

内容

 寿ゞ家再生プロジェクト作業


(2)

日時

 7月27日(土) 午前10時~午後0時頃

場所

 幸福寺(豊田市畝部西町屋敷51)

内容

 化学技術者の先駆け・宇都宮三郎翁の遺品類手入れ・公開と解説


その他

 7月27日(土)は、宇都宮三郎翁の遺品類を手入れしながら、代表理事が翁の足跡などについて紹介します。

 また、同日27日の午後6時30分から、寿ゞ家(足助町本町15)にて、

「参州足助寿ゞ家界隈芸術祭」準備のための夜咄(第3回)を開催する予定です。